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2009年01月07日

子どもを育てるすべての方へ STOP コンビニ受診

興味深い記事を紹介します。


香川県の調査です。

「別途負担求めよ」県民の6割超/コンビニ受診
四国新聞 2008年1月5日
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20090105000064

緊急性のない患者が診療時間外に救急病院で診療を求める「コンビニ受診」について、香川県民の6割以上が「別途負担を求めるべき」としていることが、2008年度の県政世論調査で明らかになった。また、医療従事者に理不尽な要求をする迷惑患者への対応でも、8割以上が「院内ルールを示し、従ってもらうべき」と回答。

医療現場が疲弊する一因とされるこうした行為に対し、県民の多くは何らかの措置を講じることに理解を示している。

県は、医療関係者と連携し、コンビニ受診の抑制や迷惑患者対策に乗り出しており、医務国保課は「県内でも医療崩壊の危機は迫っている。有効な対策を検討するとともに、県民にも協力してもらえるよう啓発したい」としている。
コンビニ受診を減らす対策(複数回答)を聞いたところ、最も多かったのは「救急医療に関する広報、啓発」で75・7%。「緊急性のない患者から別途負担を求める」が62・0%で続いた。

ただ、「必要なときに病院にかかるのは患者の権利」との意見も12・8%あった。

一方、夜間に救急病院へかかる前に相談できる県の小児救急電話相談事業について、80・9%が「知らない」と回答。休日当番医などの医療情報を掲載したホームページ「医療ネット讃岐」も、69・1%が「知らない」と答えており、こうした施策を広く周知する重要性も浮かび上がった。
 
医療機関で迷惑行為を行う「モンスターペイシェント」への対応では、「院内ルールを示し、従ってもらうべき」が82・5%を占めた一方、「患者の要求には応えるべき」も3・2%あった。
 
このほか、県内の医療体制を充実させるために必要なこと(複数回答)では、「医療従事者の確保・育成」(61・5%)、「夜間、休日の救急医療体制の確保」(43・5%)、「在宅医療・歯科医療の充実」(31・8%)などの意見が多かった。

調査は、無作為に抽出した20歳以上の県民3000人を対象に実施。1158人(38・6%)から回答を得た。

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ちなみに茨城の小児救急に関してはこちらより
子どもに関わる人は必読です!
http://www.iba-ped.umin.jp/kyukyu/kyukyu.html

小児救急に行くかどうか迷える時はこちら
http://kodomo-qq.jp/

18時30分から22時30分でしたら「小児救急電話 相談#8000」に相談
登録しておきましょう!
携帯から「#8000」、普通電話から「029-254-9900」

以前お知らせしましたが、茨城県は全国でも有数の小児科が少ない県です!

心配な時は病院に来てくれて構いませんが、安易な救急の利用は控えましょう。
  

2009年01月07日

日本の医療を救う10の方法!その8

日本の医療を救う10の方法!と題して、1つずつ方法とその効果を紹介していきます。
3日に1回のペースで、本日より1か月のシリーズにしたいと思います。
どうぞ、更新されるブログを3日に1回はご覧ください。

なお、ここで挙げる10の方法は、医っQ代表の独断と偏見で選んでおりますので、提案する方法よりこちらの方が良いだろう!という意見など、読者のみなさんの方が良いものをお持ちであればぜひコメントください。

では、第8の方法は・・・・


8.いつから、どこが、どれぐらい、どのように

病気になった時に、ここを注意して伝えてほしいってポイントです。

医学生が学ぶ教科書などには、この7つを聴け!って赤字で書いてあります。


1. いつから(when)

2. どこが(where)

3. どのように(what)

4. どの程度(how)

5. どんな状況で(in what circumstance)

6. 影響する因子は(influencing factor)

7. 随伴症状は(associated manifestations)


どんな医療面接(問診)の場合も、基本的にこの7項目は聴きたい。
逆にこの7つが聴けなければ、誤診、つまり誤った判断をして、医療ミスを起こす可能性が高くなります。




実際、十分に聴き取れないと、映画「感染列島」の中にも出てくるような、誤った判断をしてしまうことになりかねません。

(「感染列島」について詳細は後日。なお1月17日よりROADSHOWです)

しかしみなさん、
これら全部をきちんと聴かれたことが、いったいどれぐらいあるでしょうか?

あまりない?のでは??

そこでちょっとアンケート!




どんどんクリックするだけなのでご協力ください。

さて、実際の現場では、極力、時間をかけないように、かつ医療ミスをしないように、

ベテランの医師は、短い会話の中から上記の情報を基本とし、ばーっと情報を得て診断して、治療しているのです!


と、信じたいですが、実際のところ目の前の患者さんを時間内にさばくために、重要でないと感じる項目はすっとばしている医師も少なくないと思います。

今、時間をかけて、この全てを網羅してきちんと聴いてくれるのは、病院で勉強させてもらっている医学生ぐらいなものです。

つまり、
医療崩壊が起きているんですね。必要な医療行為の一部を削って対応している。患者さんから情報を得るという、大事な部分を削っているのだから、
医療が崩れてしまいますよね


実際、事件に関して詳しくはないですが、小児救急で割り箸が突き刺さったままだったのを気付かずに帰してしまったという報道がありましたが、あれも
その時の状況をきちんと話を聴く余裕があれば、防げたのではないか?

と思ってしまいます。

医療者も人なので・・・。
忙しければ、サボれる部分はサボってしまいます。聴かなくても大抵は何事もないのが現実ですから。

そんな医療者を支えるべく、自分が病気になったら、上記のことを上手に伝えてください。

ほんとに1秒ぐらいで急に痛くなったのか、朝起きたら急に痛くなったのか、1週間かけてだんだん痛くなったのか、1か月かけてだんだん痛くなったのか、

いつからといってもいろいろあります。

なるべく的確に、答えることができるように思い出しておいてください。あなたの言葉が、あなたのいのちを左右する一言になるかもしれません。

それを上手に伝えることで、医療を救う1歩となります!

さいごに繰り返します。

8.いつから、どこが、どれぐらい、どのように

が医療を救う第8の方法でした。

この件に関して、まだ不十分なので追記します。3日後のメモと合わせてという感じになります。

次はまた3日後、「メモ」に関してです。

どうぞお楽しみに。
1月10日(土)頃に次回更新予定です。
どうぞお楽しみにそして、ますはどうぞこの提案の実践よろしくお願いします。

↓入院時に作成するカルテの見本です。黄色の枠で囲んだところは、一般の人にも自身のこととして把握しておいてほしい項目です。