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2009年12月01日
世界エイズデー 1億円があたる〜(゜O゜ ;)

本日、世界エイズデーにちなんで、学習会に参加してきました。
医っQ当日に来ていただく本田先生のお話しです。
以下、講演のメモです。まとまってないですが、ぜひ一読くださいませ。
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自殺でなくなった人以外は、本田先生の外来にかかってエイズで死んだ人はいない。
1996年が新規感染のピーク。
オーストラリア(人口2000万人)は、MSMへの対策が成功した好例。
日本は新規感染が右肩上がり(年間約1700名)
男:女比率は9:1
アメリカは男女比は2:1ぐらい。
HIV検査をしてその結果が出るまでの時間は、ヘルスケアプロモーションにとって重要。自分の性活動を真剣に振り返ることができる時間。
近隣のエイズ検査ができる場所
*つくば保健所(約1週間後に結果)
毎週月曜9〜10時、夜間第4月曜17〜19時、0298519287。
*土浦保健所(その日に結果)
毎週木曜9〜10時、夜間第3木曜17〜19時、0298215516。
全国保健所一覧
http://www.phcd.jp/HClist/HClist-top.html
大学生では比較的よくある現実問題。本田先生の外来ではまれではない。
茨城県は全国ワーストクラスのHIV新規感染者。
症状がないこともあるが、皮膚のぶつぶつ(帯状疱疹)、しばらく続く下痢(赤痢アメーバ)というようなことからAIDSが見つかることが多い。
血液の中のHIVの量が多いとAIDSになりうるが、
薬による治療(カクテル療法)で少なくおさえられるとAIDSにならない。
HIVにかかると、基本的には3カ月に1回ぐらいのペースで外来にいく。
月に20万円の薬代(自己負担6万円)を一生払わなければいけない。
2004年頃(?)には1日20錠も、2008年現在、1日2錠。
薬のコスト、副作用を考えると、必要な時にのむ。
CD4 350→200(1〜2年のスパン)で始める。
CD4 100ぐらいで発見されれば、日和見感染に注意し、社会的・経済的・心理的に患者に準備ができるまでは、抗HIV治療は始めない。
薬を始めると毎月6万円が一生続く。身体障害者手帳を取れば自治体の補助が受けられる。
ただし、生涯治療費は1人約1億円。
そのお金は社会が負担することになるので、HIVはだれもが自分のこととして考えないといけない。
服用率が95%以上でないと、20%は治療失敗してしまう。
自覚できる副作用が約50%の患者でみられる。
HIVに感染していることを知っていても、パートナーに告げるわけではない。
つまり、自分のことは自分で守らないといけない。
自分を大切にすることができないといけない。
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自分を大切にする。
今回のキーワードになります。
Posted by medical-q at 15:54│Comments(0)
│ちょっと一息ローカル情報局